洗濯物が外に干せない期間って、一年を通してみると、結構長いですよね。
雨じゃなくても、花粉だったり黄砂だったり、帰宅が遅くて取り込めないとか、防犯面のこととか、
いろんな事情があるのに、洗濯って毎日のことなので待ったなしです。
いろいろ七面倒臭い諸事情を考えると、常に部屋に干せる環境が整っていれば、ストレスも多少は軽減するってもんです。
最近は、すっごく便利な部屋干しアイテムがたくさん出てますが、『いいな〜♪』と思うアイテムは大抵、壁や天井に穴をあけなきゃならないものばかりだし、
逆に、穴をあけなくていいアイテムは、少ししか干せなかったり、場所をとったりして、
狭小賃貸住宅に住む、私の希望に叶った商品がなかなか見つかりませんでした。
私の希望は、
- 壁や天井に穴を開けなくて良い→超重要
- 床面積を占領しない→超重要
- シーツなどの大物も干せる→重要
- できれば、お安く
- できれば、インテリアを損ねない
こんなわがままな要求ですが、ようやく納得いくアイテムと方法にたどり着いたので、ご紹介しようと思います。
目次
使用アイテムその1、『付け外し簡単!室内物干し掛け』
これは、すごい発明品だと思う。
窓の枠に引っ掛けるだけで、物干し竿が掛けられます。
壁や枠に傷もつかないし、必要なときだけ掛けて、洗濯物を取り込んだら取り外せばいいだけなので、邪魔にもなりません。

テコの原理で竿を支えてるんですね。
ウチの場合、レースカーテンを締めたまま使いたいので、カーテンの一番端は固定させず、動くフックに付けて使用しています。

↑こういう感じ。伝わりますか?
これなら、レースカーテンと分厚いほうのカーテンとの間が空かないので、プライバシーも保たれて安心です。


こんな感じで洗濯物を干せます。
写真のピンチハンガーは、無印良品の壁面用アルミハンガーです。こういった半円形のもののほうが、掛けやすいのでおすすめ。
ただ、シャツなどは、肩の部分がどうしてもカーテンに干渉してしまいます。

カーテンを全開すればいいのでしょうが、ちょっとそれは無理かな…(^^;)
そして、このアイテムが威力を発揮するのは、大物を干すとき。

写真は、セミダブルの掛けふとんカバーですが、こういった大きい洗濯物は、毎日あるわけではないので、必要なときだけセットして、終わったら片付けられるっていうのが、すっごくありがたいんです。
この場合、レースカーテンを全開にしても、カバーがカーテン代わりになりますし、陽の光もよく当たり早く乾くので、おすすめ。
で、この商品のうれしいのは、安いこと!
この値段なら、もし失敗しても許せるかな、と思って買ったんですが、なんのなんの!
買って大正解でした!
使用アイテムその2.超強力極太突っ張り棒
先程、紹介したアイテムは、たまに使うものなのですが、通常はどうしてるかというと、突っ張り棒を使ってます。
『な〜んだ。』って言わないで!
ウチは、お風呂場に洗濯乾燥機がついてるんですが、電気代がもったいないのでほとんど使ってません。
お風呂場以外で、室内で洗濯物を干す最適な場所は、一番日当たりのいいリビング。
それも、エアコンの前です。
冬場はとくに、部屋の加湿にもなって一石二鳥ですよね。
で、突っ張り棒を使う前は、折りたたみ式タイプの物干しを、エアコン下の床に置いて使ってたんです。
これがまぁ、邪魔なこと。
なので、天井から吊り下がってる物干しがすっごく欲しかったんですが、
先述したとおり、賃貸なので壁に穴が開けられない。
というわけで、これは突っ張り棒しかないな、という結論に至ったのです。

見た目がねー、どうもねー。
これを取り付けた際、とりあえず家にあった布とリボンをテキトーに巻いておいたのですが、
とりあえず、、、が、結局この状態のまま、1年半も経過しちゃいました。

どーだかねー(苦笑)
しかし、1年半の間、一度も落っこちたりすること無く、無事に使えてます。
なるべく重くなりすぎないよう、気を配ってはきましたが、一回分の洗濯量を干すのには、一応耐えられたようです。
今回、巻いた布とリボンが結構汚れてたので、思い切って外してみました。

これも、プラスチック感が、どうもねー(苦笑)
慣れたら気にならないかもしれないですが、やっぱり何か巻いておくほうがベターだと思います。
というのは、突っ張り棒って、けっこう傷がつくんですよー。

上の写真は、リビングではなく、洗面所に設置してある突っ張り棒の画像なのですが、黒い傷が目立ちます。
たぶん、何も保護しないとこういう状態になると思うんです。

リビングの突っ張り棒は、さすがに真っ白です。
なので、見た目がどうこういう以前に、何か保護シートみたいなものを付けておいたほうがいいみたい。
使い勝手はめちゃくちゃいい
肝心の使い勝手は、もう最高にいいです!
なにせ、乾くの早いし、邪魔にもなりません。
目線よりだいぶ高い位置に設置したので、いうほど気にならないですし。
最初は違和感ありましたが、慣れたら気にならなくなりました。
それより、洗濯干しのストレスが減って、自分的にはとても満足しています。
手軽に設置できて、安価
最初、ツーバイフォー材とディアウォールを買って、設置しようかとも思ったんですが、
あ、こういうヤツね↓
物理的に難しかったんで、手軽な突っ張り棒にしました。
ウチの壁面間の長さは、約270センチ。
私が買った、アイリスオーヤマ製・突っ張り棒の最長は280センチで、なんとかクリア。
最長280センチのときの、耐荷重は12キロなので、あんまりたくさん干しすぎるのは危険ですが、1〜2人ぶんまでの洗濯量なら大丈夫かと思います。
↑この商品だと、280センチで17キロまでいけるので、いいですね。
あと、より確実性を求めるなら、真ん中を支えるポールがあります。
環境的に許せるのなら、こういったポールを使ったほうが安心ですね。
それから、日々使っていると、どうしても重みでズレてくるので、最初に設置した位置にマスキングテープなどで印して、定期的にチェックし、必要なら突っ張りのネジを締め直したほうがいいと思います。

まとめ
以上、我が家の室内干しアイテムをご紹介しました。
一応、5つの希望、
- 壁や天井に穴を開けなくて良い→超重要
- 床面積を占領しない→超重要
- シーツなどの大物も干せる→重要
- できれば、お安く
- できれば、インテリアを損ねない
が叶って、満足しています。
また、他にいい方法が見つかったらシェアしたいと思います。
では〜