アラフォー女子が湯シャンに至るまで〜道のりとやり方を公開




今回は湯シャン歴2年半の私が、これから湯シャンをはじめようかどうしようかと迷っている方や、ちょっとはじめてみたけれどうまくいかない!という方へ、自身の過去を振り返りながら、どうしたらスムーズに湯シャンへ移行できるか?を考えてみたいと思います。

 

湯シャンとをはじめたきっかけ

今からちょうど3年ほど前、酷い乾燥肌で悩んでいて『宇津木式』というスキンケア方法を試すことにしたのですが、このときに湯シャンという言葉をはじめて知りました。

湯シャンとは、シャンプー剤を使わずお湯のみで髪を洗うことです。

最初はちょっと衝撃的すぎて、「いやいやシャンプー無しなんてありえんやろ」とお決まりの固定観念から強く反発心を感じたものの、「もし、それでほんとに大丈夫だったら今よりもっと自由になれるかもしれない」という好奇心がちょろっとだけ芽生えていました。

合成シャンプー使用についての危惧もありましたから、当時からシャンプー選びはとても慎重だったのすが、あれこれ試すうちいったいどれが一番いいのかよくわからなくなって、ちょっと疲れた感もありました。

そんなとき、ちょうど時を同じくして『タモリ式入浴法』という情報が入ってきて、タモリさんをはじめ福山雅治やYOUなんかも湯シャンしてるよなんて聞いたものだから、そのちょろっと芽生えた好奇心のほうが勝ってしまって、まぁいっちょやってみるか。となったわけです。

このことはシンクロニシティみたいなもんと解釈しています(笑)

 

でも始めた当初は、一時的にかゆみやフケが増えて大変でしたし、その後もパサつきとベタつきという相反する症状でバランスが保てず、どうしたものかといろいろ悩みました。

試行錯誤するうちどうすればベストな状態を保てるのかがだんだんとわかっていき、今はもう湯シャンで迷うことはすっかりなくなりました。

 

なんでもっと早く湯シャンにしなかったのか

今は、頭皮は一切ベタつきなどなく、もちろんへんな臭いもありません。逆にアロマオイルを上手に取り入れることでほんのりいい香りを漂わせることもできます。(すぐ消えますが)

髪の毛もサラサラしてツヤがあります。以前のあの酷いパサつきとベタつきに悩むことはもうなさそうです。

こうなると、いったいなぜあんなに長い期間、まったく使う必要のないシャンプーやトリートメントを常用していたのかと、なんだかちょっとくやしい気持ちになったりもします。

 

じぶんの中にある『常識』という観念は、それが『常識』であるがゆえに疑う余地などありませんから、今回の私のように乾燥肌で困ったとか何かしらのきっかけがないと、そのことについて真剣に考えたり向き合ったりということは一生ないのかもしれません。

 

せっけんシャンプーについて

さて、今現在の私のシャンプーは、ほぼ湯シャンですが、たま〜にせっけんでシャンプーする日もあります。液体のせっけんシャンプーじゃないですよ。固形のせっけんで洗ってクエン酸かお酢のリンスで仕上げます。

なぜいまさらせっけんシャンプーをはじめたのかというと、最近自分でせっけんを作るようになったのですが、その作ったせっけんの良さが一番実感できるのが髪を洗った時なんですね。

この手作りソープでの洗髪は、今や私の楽しみのひとつになりました。

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湯シャンでは満足いかないからせっけんシャンプーしてるというわけではないのですが、市販の液体せっけんシャンプーでは絶対に得られない仕上がりの良さはもちろん、クエン酸リンスに好きなアロマオイルが入れられることも大のお気に入りで、この自家製せっけんシャンプーがやめられない理由のひとつになっています。

湯シャンの日でも、最後にこのクエン酸リンスをすることもたまにあります。髪がつるんとまとまりますし、なにより自然の香りにとても癒されます。

湯シャンはどうしても無理… というかたは、せっけんシャンプーをオススメしたいです。

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湯シャンに向いているのは(たぶん)こんな人です

・合成シャンプーをやめたいと思っている

・すでに合成シャンプーはやめたけど、それに替わるいいシャンプー剤が見つからない。

・シャンプージプシーにもう疲れた

・乾燥肌だ

・節約したい

・ミニマリストだ(orミニマリストになりたい)

・自然派だ(orナチュラルライフが好き)

・合成洗剤は使わない(or減らしている)

・最近、抜け毛が気になる

・ヘナをしている

 

・・・こんな感じの方は湯シャンに向いていると思います。

また、あくまで個人的な意見ですが、自由になりたいとか自分の幅を広げたい、殻をやぶりたい、ほんとうのじぶんに合った方法を知りたい…と思っているかたもチャレンジしてみるといいかもしれませんよ。

湯シャン成功までの道のり

湯シャンを始めた当初から今までの道のりを振り返ってみたいと思います。

もうあと半年ぐらいすると、あの過去の苦労した数々の経験をすっかり忘れてしまいそうなので、すべてが忘却の彼方へ消え去る前に書き記しておきます。

まだ忘れていません。

まだ忘れていません。

 

最初の2週間がいちばんしんどかった

湯シャンをはじめたのは6月で、ただでさえ蒸し暑いうえに湯シャンなどという奇行に走ってしまったものだから、とにかく私の不快指数はマックスまであがりしんどかった。

かゆみがひどく、髪の毛はべとつき、フケが大量発生してしまいました。

ただ、引きこもり在宅ワーカーの一人暮らしだったため、他人様には一切迷惑を掛けることなくなんとかこの時期をやり過ごす事ができました。

なぜこんなことになったかというと、単純にきちんと洗えていなかったせいです。

というより、今まで何も考えずシャンプーでガーッと洗ってハイおしまい、という感じだったので、もっと時間をかけて丁寧に洗わなければならないということがすぐには身につきませんでした。

 

それから、たぶんなのですが、今まで使っていた合成シャンプーのツケを払わされたのではないかと思います。

強い洗浄剤により頭皮にとって必要な脂質や常在菌が強制的に流され、自然なサイクルが乱れていたと考えました。なので、ここを耐えればリセットできて次の段階へ行けるはずだと思いなんとかやり過ごしました。

 

そしてやっと2週間を越えたあたりから、このひどいかゆみとフケは嘘のようにおさまりました。まぁこれは湯シャンにおける一種の通過儀礼みたいなものかもしれないですね。

今はそんなに神経質に時間をかけて洗わなくてもぜんぜん大丈夫なんですが、湯シャンをはじめた最初のうちは、とにかく丁寧にお湯をあてながら指でマッサージするように洗うことをおススメします。

 

その後、一年前〜現在

かゆみとフケは治まったものの、その後問題になったのは毛先のパサつきです。

パサつきを押さえようとオイルトリートメントをすると、今度はベタつく。根元はベタつきがちで重たいのに、毛先はパサパサで広がってしまうというアンバランスな状態が続きました。

 

なんつーか、まるで生活に疲れた主婦をそのまま絵に描いたような風貌です。。。

 

これではマズいと、よくよく考えて出した答えが、傷んだ毛先をバッサリ切り、カラーリングをやめて、完全ヘナにするということでした。

ヘナにすると、もう普通のカラーリングには戻ることができないのでずっと躊躇していたのですが、やはりこのままでは耐えられませんので、髪の健康を第一優先することにしました。

 

てか、湯シャンしててもカラー剤塗布してたら意味ないじゃん。。。となりまして(苦笑)

 

そして現在、ヘナに完全に移行して1年が経過したのですが、髪の健康状態は普通にシャンプーしていた頃よりも断然に、断然に!良いのです。

カラーリングをしているとどうしても髪は傷みます。なので、湯シャンだけでは絶対にパサつくためトリートメントだけはしなければならない、ということになってしまいますが、そうするとせっかく湯シャンしている意味が半減してしまうように思えてなりません。

 

ヘナはそれ自体でトリートメントの役割がありますので、続けていくうちにどんどん髪がきれいになっていくのが実感できました。

湯シャンとヘナはとても相性がいいみたい。オススメです。

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湯シャンへスムーズに移行するために押さえるべきこと

さて、以上のような自身の経験を鑑みてどうしたら湯シャンへスムーズに移行できるか?を考えてみます。

 

まず、私のように最初からオール湯シャンにする必要はないです。

あ、でも、もしやれそうならどうぞやっちゃってください。そんなあなたは男前です(笑)

しかし、無理は禁物。お仕事やお付き合いに支障をきたしてはいけませんから、徐々にならしていかれるのがいいと思います。

例えば、

  1. まず、合成シャンプーをやめて、石鹸シャンプーや自然派シャンプーに切り替える。
  2. それに慣れたら、週末などを利用して1週間に1回だけ湯シャンにしてみる。
  3. 徐々に湯シャンの回数を増やし、最後には完全湯シャンへ切り替える。

 

こんな感じで、ゆる〜く始めてみるのがいいと思います。

 

湯シャン成功のポイント3つ

湯シャンを成功させるために、ぜったいに押さえておきたいポイントは、以下の3つです。

 

ポイント1)洗髪前のブラッシングは必須

ブラッシングを念入りに行うことで、大幅に汚れを落とすことができ、また血行もよくなり脂が浮き、汚れが落としやすい状態になりますから、このあとお湯で洗うときに断然ラクです。ただし、ブラシはすぐに汚れますので、頻繁にブラシを洗うことが必要になります。

50〜100回くらいをめやすに、よ〜く頭皮をブラッシングしてください。

 

ポイント2)湯船に10分以上つかる

湯船に10分以上つかることで、頭皮から汚れを浮かせ落としやすくなります。タモリ式入浴法、そのまんまです。

 

ポイント3)5分〜10分、念入りに洗う

シャワーでお湯を流しながら、最低でも5分くらいは丁寧に指のはらでマッサージするように洗います。最初のうちはとくに丁寧にやってください。そのうちに、だんだんそこまで時間をかけなくてもすぐにきれいになると思います。

指の腹で洗うのが難しい方は、ブラシを使うのをおススメします。私のお気に入りは『プロテク』という、歯ブラシメーカーでもあるLIONの商品です。歯ブラシの毛がそのまま頭皮ブラシになったようなもので、これで洗うとごっそり毛穴の汚れがとれた様な気になり気持ちいいです。

湯シャンで使ってる頭皮ブラシ

まとめ

湯シャンをして物理的に良かったなと思うことは、おもに以下の様なことです。

・シャンプー剤を買わなくてよくなったことで節約になった。

・バスルームのモノが減り掃除がしやすくなった。

・旅行のときの荷物がひとつ減った。

これらのことをまとめると身軽になった、シンプルになった、ということです。そして、このような物理的メリットから精神的な解放感も得られました。

 

また、細い毛や短い毛、つまり成長途中の抜け毛の数が減ったように思います。というか、そういった抜け毛を見かけなくなりました。

もともと猫っ毛ですが、髪の毛1本1本が太くしっかりしてきた感じです。これは、カラーリングをやめてヘナにしたことも影響大だと思っています。

 

結果的にせっけんシャンプーとヘナも取り入れて、私は自分なりの湯シャンスタイルが確立でき、今とても満足しています。

これを読んでいる方もぜひご自分にあった湯シャンのやり方をみつけていただけたらなぁと思います。